「カルシウムたっぷり さつまいものデザートグラタン」。スイーツにもおかずにもなる妊娠&子育て中レシピ

食欲の秋に嬉しい、サツマイモを使った簡単デザートグラタンレシピをご紹介♪さつまいもは言わずと知れた食物繊維たっぷりの食材。今回は牛乳、スキムミルクと組み合わせてカルシウムも豊富なグラタン風レシピにしてみました。妊娠中のスイーツとしてはもちろん、小さな子供の食事のおかずにもおすすめ!容器に入れてオープンで焼くだけの簡単レシピです。


「カルシウムたっぷり さつまいものデザートグラタン」の材料レシピ

材料(2人前)

  • さつまいも…1/2個(約200g)
  • 牛乳…1カップ(200㏄)
  • スキムミルク…大さじ2
  • グラニュー糖…小さじ4(一人分小さじ2=6g)
  • バター…6g(1かけ分くらい)
  • シナモン…適宜

栄養価(一人前)

エネルギー:270kcal カルシウム:250ⅿg


「Caたっぷりのさつまいものデザートグラタン」の作り方

1.さつまいもは厚めに皮をむき、薄くスライスして2、3分水にさらします。その後水気を切ってキッチンペーパーで拭きましょう。

2.牛乳にスキムミルクを溶かします。

 

3.耐熱用のココット(またはグラタン皿に入れてもOK)に1のさつまいもとグラニュー糖を交互に重ねていき、バターを入れて2を注ぎます。その後、上からシナモンパウダーを振りかけます。(なくてもOK)

 

4.あらかじめ180℃に予熱したオーブンで20分くらい焼きます。竹串をさして火が通るのが焼き加減の目安です。

5.少し時間をおくとミルクとさつまいもがなじんで、更に美味しくなります。レンジで温めて食べるのがオススメ(出来立ても美味しいですよ)。


「カルシウムたっぷり さつまいものデザートグラタン」調理のポイント

オーブンで焼くだけで簡単に作れる!

冷蔵庫にある材料でササッと作れ、おなかも満たされる満足デザートです。スイートポテトを作るよりもずっと簡単で手間もかかりません。材料を切って耐熱容器に入れ、オーブンで焼くだけと作り方はとてもシンプル。グラタンっぽい見た目ですが、食べてみるととても優しい味わいでやみつきになります。

使いたい分だけ温めなおして

今回では四角いココットに入れて調理しましたが、さつまいもを1本丸ごと使う場合は、グラタン皿などの耐熱容器でいっぺんに作るのもありです。そして、食べる分だけをレンジで温めて食べましょう。来客があるときなどはおもてなしにもオススメです♪

おかずレシピにも変身!

砂糖やバターを入れず、ピザ用チーズを上にかけて焼くとさつまいものチーズグラタンに!妊娠中、子育て中問わずおかずレシピとしておすすめです。


おすすめの献立

  • さつまいものデザートグラタン
  • りんごのレモン煮
  • ドーナツ
  • たんぽぽコーヒー
  • エネルギー:約350Kcal

りんごのレモン煮…1/4個分

材料(リンゴ×1個、グラニュー糖×大さじ1、レモン汁×大さじ1、水100㏄)

 

さつまいものデザートグラタンにりんごのレモン煮、ドーナツ(市販)などを添えて豪華なおやつ献立となりました。写真のワンプレートでも、エネルギーはショートケーキ1個分と同じくらい(約350Kcal)です。今回はノンカフェインの「たんぽぽコーヒー」を添えてみました。妊娠中、授乳期でも安心して飲めるので、コーヒー党の方にはオススメです。


「さつまいものデザートグラタン」の栄養価

食物繊維たっぷりで便秘解消!

さつまいもは食物繊維が豊富な食材。妊娠後期は特に便秘になりやすいので、旬のさつまいもを積極的に食べのがおすすめ。今回はデザートグラタンにして、スキムミルクをプラスし、カルシウム強化もしっかりと摂れるようになっています。

ボリューミーなのにヘルシー!

食べごたえのあるデザートグラタンですがエネルギーはボリュームの割に控えめです。さつまいもには食物繊維だけでなく、カリウムビタミンCも豊富で、特にビタミンCは加熱しても壊れにくい性質を持っています。

 

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記事監修:管理栄養士 杉山みな子さん

一般企業、外食産業を経て出産を機に退職(現在2児の母)。現在は育児をしながら母校である東京家政学院大学に勤務し、後輩の育成に携わっている。地域や企業に向けて食育活動も広く行なっており、料理教室や食育教室を主宰、行政発行の冊子の監修やレシピ開発、メタボ対策や高齢者向け講習などの実績を持つ。