妊娠後期、出産前は避けた方がいい食事のまとめ

妊娠すると、今までとは変えなければいけない生活習慣がたくさんありますね。妊娠後期にもなると、お腹が張るため、一度に多くの量の食事をするのも難しくなってくるでしょう。好きなものを好きな時に食べたい気持ちも分かります。しかし、妊娠前は気軽に食べていたものが、妊娠中には避けるべき食べ物も存在します。「妊娠後期、出産前は避けた方がいい食事」をリストアップしてみました。出産まで、もう少しの辛抱ですよ!


生肉・レバー・生卵・生の魚介類(牡蠣など)

生肉には寄生虫の「トキソプラズマ」や「O-157」、卵の殻には「サルモネラ菌」、生牡蠣などには「ノロウイルス」が付着していることがあるそうです。

ママが「トキソプラズマ」に感染した場合、生まれてくる子どもに精神発達の遅れや視力障害、脳性麻痺などを発症させる恐れが・・・。「サルモネラ菌」「ノロウイルス」に感染したママは、食中毒になり嘔吐・下痢を発症する可能性もあります。

肉、卵、魚介類は、なるべく加熱処理をして食べましょう。

レバーは鉄分・葉酸が多く含まれているので、貧血予防にすすんで食べているママもいるかも知れませんね。しかし、レバーに含まれる「ビタミンA」は、摂取し過ぎると、胎児に奇形を起こす可能性が高いというデータがあります。レバーを食事に取り入れる場合は、分量に注意しましょう。


昆布・ひじき

昆布やわかめ、海苔には、「ヨウ素」が含まれています。「ヨウ素」の過剰摂取は、赤ちゃんの甲状腺機能低下をまねいてしまうそうです。和食好きなママは、摂り過ぎに注意してくださいね。

またひじきは、カルシウム、カリウム、鉄、リンなどを多く含んだ優秀な食材ですので、積極的に食べているママも多いかも知れませんね。

しかし、ひじきは「無機ヒ素」を多く含むということが近年の研究でわかってきたそうです。過剰な摂取には注意しましょう。


ナチュラルチーズ

加熱殺菌していないカマンベールチーズ、ブルーチーズといったナチュラルチーズには、「リステリア菌」が多く含まれています。「リステリア菌」は、流産や早産、新生児の髄膜炎や敗血症を引き起こすものとして知られています。

どうしてもチーズが食べたくなった時には、なるべく加熱殺菌されているプロセスチーズにしましょう。


アルコール・カフェイン飲料

妊娠中の飲酒はご法度と言われます。

ママがアルコールを摂取すると「胎児性アルコール症候群」のリスクが高まると言われています。生まれてくる赤ちゃんの中枢神経に障害をきたし、発育遅延、多動症、精神発達遅滞、行動異常などにつながってしまうようです。もう少しの我慢です(>_<)

また、また、お茶やコーヒーなどもカフェインの摂取は気をつけたほうがいいとされていますので、カップ1杯くらいにとどめておきましょう。

最近は、妊婦さんのためのノンカフェイン飲料、カフェインレス飲料”も多く発売されています。お茶タイムが大好きなママ、ぜひ試されてみてはいかがでしょうか^-^

出典:amazon.co.jp

うなぎ

うなぎは、今も昔も滋養強壮に良い食品として知られていますね。たんぱく質、ビタミンA、B1、B2、D、E、カルシウム、鉄分などが含まれる栄養満点の優秀食材です。

しかし、先ほど挙げたレバーと同様、うなぎにも「ビタミンA」がたっぷり!うなぎが好きな方も頻繁に食べすぎないように、食べる量にも十分に注意するようにしましょう。


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