2017年08月10日 10:00
妊娠5~7ヶ月頃くらいになると、赤ちゃんの耳もきちんと機能してくるようになります。そんな時期にしたいのが胎教。胎教と言えば「音楽」が思い浮かぶ人も多いはず。優しい歌や音楽はお腹の中の赤ちゃんにも届き、生まれてきてからもよい効果が期待できますよ。今はクラシックやディズニーなど、たくさんの胎教のCDがありますから、ピッタリのものを探してみましょう!今回は、効果バツグンのCDの選び方やおすすめのCDについてお話します。
胎教の音楽を選ぶときには「リラックスできるかどうか」が1番大事です。赤ちゃんも音楽は聞こえていますが、それ以上にママが幸せな気分になってリラックスできることでよいホルモンが赤ちゃんへと届くという効果があるそう。CDを選ぶときには、ママが「好き」「ゆったりした気分になる」といった感覚で選ぶとよいですよ。
一般的に、胎教でよく使われているのがクラシックやディズニー・ジブリなどの映画ソングです。こういった音楽はすでにママが何度も聞いていますので、脳がリラックスした状態で聞けると言います。
歌や音楽をそのまま聞かせてもよいですが、オルゴールになったものは赤ちゃんに届きやすいと言われ、”オルゴールセラピー”という言葉があるほど癒しの効果が高いそうです。病院の待合室などでも使われていたりしますよね。また、そのオルゴールの音に自然音を組み合わせたものもおすすめですよ。
ほかにも、最近は胎教の段階から洋楽で英語に慣らすということに挑戦しているママもいます。早期の英語教育に効果があると言われていますので、洋楽好きな方は試してみると良いかもしれませんね。
それでは、それぞれの音楽のタイプ別に簡単におすすめのCDを簡単にご紹介したいと思います。
胎教の音楽では、クラシックが最もメジャーです。でも、「家でクラシックは聞かない」という人も多いかと思います。そもそもどうしてクラシックが胎教によいと言われているのでしょうか?
それは、ママが「つい寝ちゃうほどリラックスできる」から。モーツァルトやバッハ、シューベルトなどの古典音楽は心拍と同じくらいのテンポで気持ちよく聞ける音楽が多いです。中でも、モーツァルトの音楽にはf分の1の揺らぎという極わずかな不規則性があるため余計に脳がリラックスできると言われています。
学生時代、音楽の授業で寝てしまうことが多かった人ほど向いているかもしれませんね。
そんなクラシック音楽でおすすめなのが、バイオリンやピアノの名曲がギュッと詰まった赤ちゃんのためのクラシック音楽です。
「0歳からの」と言うように、産まれてからもずっと使えるCDです。バイオリンのような高周波数の音をよく聞いていると、英語耳になれるそうですよ。14曲収録されたディスクの2枚組で、リラックスできる名曲が揃っていて贅沢です。
出典:amazon.co.jp
胎教で1番大事なのは、ママがリラックスしていたり幸福感を感じているかということです。ジブリやディズニーが好きだというママは、胎教でもそれらの映画の音楽を聞いてみるのはいかがでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、ジブリやディズニーの名曲をオルゴールにして自然音と組み合わせたCDです。
前半6曲は「となりのトトロ」や「海の見える街」などのジブリの曲が、後半6曲には「ホール・ニュー・ワールド」や「レット・イット・ゴー」などのディズニーの曲が収録されています。
オルゴールの音色のバックに、森の中にいるかのような鳥のさえずりや小川のせせらぎが聞こえてきて癒されます。
ジブリやディズニーのオルゴールCDは、何枚かリリースされていますので、収録曲の好みで選ぶとよいかもしれません。
出典:amazon.co.jp
「ディズニー好きの妊婦さん必見!おすすめの胎教はこの5つ!」でもご紹介していますので、チェックしてみてください。
最近では胎教のうちから英語教育をはじめるというママも多いです。
お腹の中にいるときから英語を聞かせることで、産まれてからも英語に慣れ親しむことができるため、早期学習でも英語に抵抗がなくなるという声もあります。
胎教での英語教育は、洋楽を聞かせたり歌ったり英語の絵本を読み聞かせたりという方法をとります。詳しくは英語の胎教は本当に効果があるの?CD、アプリ、英語教育のおすすめを参考にしてみてください。
「英語の胎教をしたいけど、特に好きな洋楽がない」という方はこちらのCDがおすすめですよ。
「星に願いを」のようなディズニーの名曲のほか、「キラキラ星」のような英語教室でも必ず歌うようなメジャーな音楽が収録されています。
出典:amazon.co.jp
最後に、音楽CDを使った効果的な胎教の方法をお伝えしたいと思います。
胎教をする場合は、忙しい時は避け、のんびりできる時に行いましょう。よくイヤホンを使って移動中に音楽を聞いたりしている妊婦さんもいますが、ママがリラックスできていれば赤ちゃんにもよい影響がありますが、ママが聞いている音楽を赤ちゃんに聞かせることはできません。なるべくお部屋で落ち着いて音楽を流してあげましょう。
また、ただ音楽を流すよりも、ママがメロディを歌った方が赤ちゃんの心拍が上がってより脳を刺激することができるそうです。ゆったりした気分で聞き流すのもよいですが、たまには歌って赤ちゃんに聞かせてあげましょう!
胎教のCDには色々な歌や音楽がありますが、ママがストレスを感じたり、リラックスできないものはNGです。クラシックや洋楽などを聞くのが苦痛な場合は赤ちゃんにもママのアドレナリンが届いて悪い影響を与えてしまうかもしれません。難しく考えず「好きな音楽を楽しむ」と考えた方がよいのかもしれませんね。
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