2017年10月26日 11:00
出産の内祝いで商品券や金券を贈りたいと思っている人もいますよね。でもちょっと待ってください。実は、商品券や金券を贈ってはいけない人がいたりマナーがあったりするのです。今回はそんな商品券や金券を贈る時のマナーやおすすめの商品券や金券とその選び方についてまとめました。チェックして先方に喜んでもらえるギフトを選びましょう!
出産祝いのお返しを選ぶときに商品券に目が止まることもありますよね。
「モノで返すよりも、金券や商品券のほうが好きに使ってもらえてよいかも…。」
と考える人もいるかと思います。
でも、出産内祝いに現金を贈るのは金額が分かるため露骨なため失礼にあたってしまうこともありますし、『相手のことを考えながら選ぶ』という心遣いが感じられなくて嫌がられてしまうことも…。
商品券や金券を贈る場合には「贈ってよい相手」がありますし、贈る際に気を付けたいマナーもあるのです。
今回はそんな商品券や金券を贈る場合のマナーについてお話したいと思います!また、おすすめの商品券もご紹介しますよ!
商品券や金券は便利ですが、次のような人への内祝いには不向きです。
1.目上の方や職場の関係の方へ贈る場合
上司や取引先、義理の両親、親戚といった目上の方へ贈る場合は、できるだけ商品券以外のものを贈るようにしましょう。目上の方に具体的な金額がわかってしまうものを贈ると、あまりいい気分がしないという方もいらっしゃいます。
2.出産祝いでお金や商品券、金券をいただいた方へ贈る場合
出産祝いでお金や商品券、金券をいただいた場合にも商品券や金券は避けたほうがよいでしょう。基本的に「同じもの」でお返しするのは気が効かない贈答になります。
3.半額で返せない場合
出産祝いで親戚や兄弟、両親に数万~数十万円ものお祝いをしてもらったという人もいるかと思います。こういった場合にいただいたものの半額を返そうと思ったらかなり負担に感じてしまう人もいますよね。そういった場合には商品券や金券は不向きで、先方も逆に申し訳なく思ってしまうかも…。そういった場合には名入れのお菓子やギフトの方が喜ばれたりします。
こういった方への商品券や金券の内祝いを考えているという場合には、見直すようにしましょう。
商品券や金券を贈る場合には、
・のしをつける
・メッセージカードを添える
・いただいた金額の半分の金額を贈る
・相手に負担をかけない商品券や金券を贈る
という4点に気を付けましょう。
のしやメッセージカードは、商品券や金券に限らず大事なマナーです。包装の仕方やメッセージカードの内容などについては出産の内祝いを贈る時のマナー。のしやメッセージカードは?贈る時期は?を参考にしてください。
商品券や金券は、金額が分かりやすいため、多い少ないがはっきり出てしまいます。内祝いはいただいた出産祝いの3分の1~半額くらいが相場ですが、その金額の見積もりが万が一違った場合にも失礼にならないように半額くらいを目安に選ぶと良いでしょう。
また、商品券や金券によっては使える場所が限られていることもあります。基本的に贈る相手が利用しない店舗でしか使えないようなものを贈るのはNG。先方の負担になってしまうこともありますので贈る前に使えるお店や地域等をチェックしておくようにしましょう。
また、保存が効くお菓子などを添えると、商品券や金券はより丁寧な贈答品になります。内祝いを直接手渡しする場合には手土産として簡単なお菓子を持っていくのも良いかもしれませんね。
ここで、どのような商品券やギフトカードがあるのか、おすすめをご紹介したいと思います。
通販サイトのアマゾンや楽天のギフトカードは、インターネットに繋がれば全国どこでも利用できる便利なギフトカードです。これらの通販サイトは基本的にどんな商品も置いていますので、使っている通販サイトのギフトカードが1番便利かもしれませんね。
イトーヨーカドー系列のデパートやセブンイレブンでのお買い物に使えるnanacoギフトカードも人気の商品券。こちらもカードタイプで持ち運びしやすいです。
スマホのアプリや音楽、映画をダウンロードできるギフトカードも、全国どこにいても使えて便利なギフトカードです。先方がアップルユーザーならitunesカード、アンドロイドユーザーならGoogle playカードを選びましょう。
食べ物系のギフトも使いやすいギフトカードです。職場関係の人や若い方に贈る簡単なお返しにピッタリですね。
コーヒー好きな人におすすめなのがこういったドリンクカードです。お住まいの地域にあるものや先方の好みに合わせて選んでくださいね。
実用的なギフトカードを選ぶなら、クレジットカード会社のギフトカードがおすすめです。日本国内の大きなお店やデパート、チェーンの飲食店などで使うことができますので「もらったけど使えない」というリスクは減らせますよ。
QUOカードも実用的なギフト券。コンビニやドラッグストア、本屋や大手チェーンの飲食店、ガソリンスタンドなどで使えます。カードタイプですのでお財布の邪魔になりにくいのも魅力です。名入れやメッセージ、写真を使うこともできます。
旅行好きな方への内祝いなら、旅行券をプレゼントするのもオシャレで良いかもしれませんね。JTB旅行券は有料でオリジナルメッセージを印刷してもらえますし、日本旅行券も1枚あたり500円追加すれば写真を使ったオリジナルギフトカードを作ってもらえます。
内祝いで気の利いたスイーツをお考えの方はこちらをチェック!
もし、両親や上司から「内祝いはいらない」と言われたらどうする?