布おむつ育児とは?紙おむつとの違い、必要なグッズ、メリットや方法まとめ

「おむつ=紙おむつ」と思っているママも多いかもしれません。紙おむつは赤ちゃんも快適に使えて取り替えるのも簡単で使い捨てなため便利ですが、その分コストがかかりますし「おむつ外れが遅れる」というような問題も指摘されています。そういった点から、最近では布オムツを使用するというママも増えてきているのです。そこで、今回は布おむつの育児がどのようなものなのかや必要なものなどをまとめてみました。


布おむつってどんなもの?

布おむつとは、布でつくられたおむつのこと。

紙おむつは1枚だけですが、布おむつは布おむつ本体とおむつカバーちいう2重構造になっています。この布おむつは、おしっこの量が少ない新生児のうちは1枚だけが必要ですが、大きく成長していくにつれて2枚重ねて使用したりライナーを重ねたりして調整していくことになります。

布おむつはこまめにおむつ替えをしたり洗ったりしなければならない反面、繰り返し使えて初期費用以外はかからず経済的ですし、おむつかぶれしもしにくいというメリットもあります。また、使い捨ての紙おむつと比べて何度も購入せずにすんだりゴミが出ないので、お買い物やゴミ捨ての負担も減らすことができます。更にトイレトレーニングも楽にできるようにだったりという嬉しいポイントも…♪

そんなたくさんのメリットから、以前よりも布おむつ育児をしているママは増えてきているようです。


布おむつ育児に必要なものと目安の数は?

そんな布おむつ育児に必要なものは、どのようなものでしょうか?次に必要なものと数をまとめてみました。

布おむつ

目安の数:30枚~40枚
さらしを折って使うタイプ(さらしタイプ/輪おむつ)とすでにおむつの形になっているタイプ(成形タイプ/股おむつタイプ)の2種類があります。はじめてのママの場合は、最初からおむつの形になっている成形タイプを選ぶのがおすすめ。月齢にもよりますが、新生児のうちだと1日10回~20回くらい換えることになりますし、おしっこの量が増えたら2枚重ねて使うので、洗い替えも考えて30~40枚くらいは欲しいところです。

■布おむつ 水玉柄10枚セット ドビー織仕立て済み(輪おむつ)


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■【お得な8枚セット】成型布おむつ ベビー インサーツ マイクロファイバー ふんわり素材


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おむつカバー

目安の数:新生児は2〜3枚、3か月は3枚、4か月以降は5枚
おむつカバーは、50、60、70と赤ちゃんが大きくなるにつれてサイズアップしていきます。うんちやおしっこで汚れていない限りはつけていられますので、新生児のうちは50、3か月くらいからは60でそれぞれ3枚程あればよいかと思います。活発に動くようになっておむつがずれてしまいやすい4ヵ月以降は赤ちゃんの成長に合わせて5枚ずつくらい用意してあげましょう。ある程度大きくなったらフリーサイズのものを選ぶと長く使うことができますよ。

■ベビー用おむつカバー フリータイプ3枚組み アソート

出典:ほほえみ工房(楽天市場)

蓋つきのつけ置き用バケツ

布おむつを洗うために、つけ置き用のバケツが必要になります。離乳食がはじまって以降はどんどんニオイも出てくるようになりますので、蓋つきのものを選びたいところです。

■バケツ omnioutii 10リットル

出典:kakko(楽天市場)

ゴム手袋

手洗い時にはゴム手袋をした方が衛生的ですし、手荒れも防ぐことができます。

洗濯用せっけんと漂白剤

洗濯機で使う、普通の洗濯用せっけんです。つけ置き用に入れたり洗濯機に入れたりして使用します。

洗濯板

おむつのシミを落とすためにも、表面がデコボコになった洗濯板があると便利です。特別高いものでなくてよいですが、きちんと力が入れられるものを選ぶようにしたいですね。洗濯用せっけんもあればシミの落ちやすさは格段に違ってきますよ。

■フレディレック 洗濯板 ウォッシュボード

出典:にくらす.(楽天市場)

洗濯ハンガー

量が多くなるので、布おむつ用に新しく1つ購入してしまってもよいかもしれません。画像のおむつ干しハンガーのほか、パラソルハンガーや洗濯ばさみで吊り下げるタイプもおすすめですよ。

■タオル・おむつ干しハンガー

出典:びーんず(楽天市場)

洗濯ネット

布おむつはつけ置きした後洗濯機で一緒に回します。そのまま入れてしまってもよいですが、痛みの原因になったり後でまとめて干したりできることも考えると洗濯ネットに入れることをおすすめします。


布おむつ育児のやり方

取り替え方

布おむつは、赤ちゃんの性別や月齢によって畳み方を工夫することで漏れにくくすることができます。次の動画で詳しく紹介されていますので参考にしてみてください!

■輪おむつの交換方法

出典:YouTube

洗濯の仕方

布おむつは、洗濯が大変そうだというイメージががあるかもしれません。でも、手洗いが必要なのはうんちの時だけ。布おむつやおむつカバーにうんちがついている場合は、トイレで流しそれから洗濯板などを使ってゴシゴシと洗った後洗濯機でまとめて洗ってしまいます。
おしっこの場合は、軽く水ですすいでから洗濯用せっけんを入れたバケツにつけ置きし、数枚ためておいてから洗濯機に入れてOK。ほかの洗濯ものと一緒に洗うことができるので意外と負担は大きくありませんよね。


布おむつの利用方法は家庭によって様々!合った方法を試してみて◎

必要になるものや取り換え方、洗濯方法などをザっとみてみましたが、意外と大変ではなさそうな印象を持った方も多いのではないでしょうか?

毎日のように手洗いをしなければならないのは確かにちょっと手間ですが、毎週のようにおむつを買いに走ったりゴミが溜まったりということを考えると「逆に楽なのでは?」という気にもなってきますね。

最近では「お出かけの時は紙おむつ、ほかは布おむつ」という家庭も増えてきています。この方法なら外出中に荷物が多くなってしまうこともありませんし、ちょっとした節約もできます。また、トイレトレーニングもかねられるのでまさに「いいとこ取り」ですね。

布おむつに興味があるという人は、試しに数枚の布おむつとカバーを購入して使用してみるとよいですよ。

また、少々コストはかかってしまいますが、布おむつをレンタルするというサービスもあります。このサービスを使えば、使い終わった布おむつを洗わずにそのまま袋に溜められるので布おむつの唯一の手間である洗濯をしなくてすみます。

家庭に合った方法を色々と試してみましょう!


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